オープニングデイ!

4/5  ドジャースタジアム
                     1  2  3  4  5  6   7  8  9    R

サンディエゴ・パドレス      0  0  1  0  6  0  0  1  0    8
 
ロサンゼルス・ドジャース    0  0  0  0  1  1  0  0  0    2


野茂英雄の3度目の開幕戦先発は、5回7失点をきっし、初の開幕戦黒星をつけられることになった。7失点のうち、6点は満塁ホームランとツーランという2本のホームランによるもの。
5回に一気に6点を失い、試合の行方をほぼ決定付けたのは、野茂の失投をパドレスの打者が見逃さなかったことだった。
5回二死満塁から、昨年の怪我から復帰した大砲フィル・ネビンに甘い速球を投げて、レフトスタンドにもっていかれた。さらにそのあとも四球で出したランナーを一塁において、中距離打者ペイトンにもツーランを浴びた。
昨季シーズン末から打撃陣の補強を行い、ジャイアンツとともに地区優勝候補にあげられているパドレスが、失投を見逃さない勝負強さを見せた。
ただ試合後の野茂のコメントは、
「結果として甘い球を打たれたけど、調子は悪くない」と非常に前向き。
次の登板に、期待しよう。
「でもまだ終わりじゃないですから」
と試合後コメントしたその気持ちが野茂にある限り、メジャー114勝の男については何も悲観するところはない。