2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧
アメリカに「ベースボースアメリカ」という大変にマニアックなタブロイド版新聞がある。月2回発行されるその新聞は、マイナーリーグのことしか扱っていない。メジャーリーグの話題は一切載っていない。 もしメジャーリーガーのことが記事になっていたら、そ…
何回か前に、今年のヤンキース野手陣は史上最強だと書いたが、実はたった一つ隙間が空いている。それはどこか、以下の今年のオーダーとこれまでの実績を見てもらえば一目瞭然だと思う。 (主な獲得タイトル) 1番 中堅 ケニー・ロフトン ゴールデングラブ(G…
最後に三人目はオクタビオ・ドーテル(アストロズ)をあげようと考えていた。しかしアストロズは、今オフにクローザーを放出しており、新しいクローザーを取る様子もないので、どうやら彼がクローザーをつとめそうである。 ドーテルはここ3年メジャーのセッ…
ではなぜドジャースが、リーグ屈指どころか、メジャー1の安定度を誇るセッットアッパーを、みすみすヤンキースに譲ったのか。 その答えはシンプルで、クワンリトルの後釜がドジャースにいるからだ。その名はギレルモ・モタ、だがタイプは全く違う。5年前に…
現在最高のクローザーはといえば、ヤンキースのマリアーノ・リベラ、フィリーズのビリー・ワグナー、ドジャースのエリック・ガニエと、枚挙にいとまがなく、一人にしぼるのは難しい。 しかしこれがセットアッパーになると、一流の選手というのは数に限りが出…
史上最高の守備力を持った二塁手、それこそ彼に贈られる最大の賛辞である。どれほど彼の守備がすごかったか。それは次の一言に全て集約されている。 「マゼロスキーの守備練習を見るのは、テッド・ウイリアムスの打撃練習を見るのに匹敵する」 史上最後の4割…
ヤンキースに正式に移籍が決まったアレックス・ロドリゲスは現在、MLB界のNo1プレイヤーであることはほぼ間違いないと言っていいと思う。それほど完璧な選手だ。初めてレギュラーに定着した年に首位打者を獲得したミート力はもちろんのこと、ここ3年連…
野球に必要な全ての才能を全て持った野球選手はは、5(ファイブ)ツール・プレイヤーと、MLBでは称される。 5ツール(5つの才能)とは、肩、守備力、スピード、打撃力(アベレージ)、パワーの5つである。 5ツール・プレイヤーとは、オールラウンド…
こんな打線ができること自体が大きな驚きだが、ここまでスケールが大きいと素直に嬉しい。現MLBで最高のオールラウンドプレイヤー「アレックス・ロドリゲス」がどうやら本当にヤンキースに入団しそうだ。 以下がA・ロッドが入った場合の今年のヤンキース…