高津、7月のミッドサマー・クラシックも夢じゃない!

ホワイトソックスの新しいクローザー、高津投手が6月22日のクリーブランド・インディアンスとの試合に2インニングを0点に抑え、チームのサヨナラ勝利に大いに貢献した。
高津はこれで4勝目をあげた(0敗2セーブ)。この勝ち星で高津は、22試合連続無失点を記録し、防御率も1.00というとんでもない成績になってきた。
アリーグのクローザーも今年は好調を維持した選手が多く、ヤンキースのリベラが27セーブで防御率0.96、マリナーズのグァダードが14セーブで1.07、ツインズのネイサンは20セーブで1.34と素晴らしい成績を残している。
セットアッパーのほうでもエンゼルスの快腕F・ロドリゲスが1,17という好成績を残しているが、今の高津の状態では決して負けていない。
そのためクローザーとしてオールスター(ミッドナイト・サマー・クラシック)にでるのは難しいが、セットアッパーとしての出場なら、大いに可能性がある。
大家とともにダークホース的な扱いだった高津の、オールスターでの登板が見られるのならば、これ以上の痛快事はないかもしれない。それは速球がなくても一流の道を歩く方法はある、ということの証明になるかもしれないからだ。